2016年11月6日日曜日

二十四節気 【霜降(そうこう)】


霜降(そうこう)

 
 秋の季節は終わり、これからは厳しい冬の季節に入ります。
 
その少し前、ちょうど今ぐらいにある節気が霜降(そうこう)になります。
 
霜が降りると書いて霜降(そうこう)といいます。
 
農作業にとって霜は天敵ともいえる存在です。
 
朝晩と冷え込む日が出てきましたが、平野部ではまだ霜が降りるまでは寒くなってはいないようです。

田んぼからは紅葉をはじめた甲山が見えます。

 

 11月に入り甲山も紅葉の時期となりました。

*今年は「ナラ枯れ」もあって例年とは少しようすは違うのですが・・・。
 ナラ枯れについては、こちらをご覧ください。 →  http://kabuto.leaf.or.jp/dayori/dayori35.pdf
 
昔の言葉で、紅葉で山が彩られることを「山粧う(やまよそおう)」といいます。
 
山を歩けば足元に色づいた葉っぱやどんぐりが落ちています。
 
そうした落ち葉や木の実は山へとかえっていき、山の栄養となります。

 
農とくらしをつなぐサポーター養成講座では、山に入って間伐体験
 
足元には、落ち葉やどんぐりがたくさんありました。
 
 
 秋は食欲の季節でもあります。
 
畑ではサツマイモや里芋がとれごろで、里芋は味噌汁に、サツマイモは焼き芋にしてイベントなどで食べています。
 
11月6日の収穫物にも、サツマイモとサトイモが入りました。
 
 
 秋風が吹き、家の中でこたつにこもりがちとなる季節ですが、甲山の紅葉を見にハイキングをしてみてはいかがでしょうか。

田んぼからは六甲山の東端の社家郷山も見えます。


きっと体と心が温まることまちがいなしです。

11月6日日曜日 甲山農業塾 家族日曜日コースにて

2016年10月19日水曜日

夏から秋へ  畑の野菜たち

ようやく秋を感じるお天気となりました。

日中は、作業をすると少し汗ばむ感じですが、朝晩は、すっかり肌寒くなりました。

日が暮れるのも早くなって、薄暗くなってくると虫の声が聞こえてきます。

畑は、冬野菜に衣替えです。

でもまだ、頑張っている夏野菜も・・・

こちらは青ナス【できれば種を取りたいと思っています】
 
こちらは大市ナス【地名がついた、昔から西宮で栽培されているナスです】
 
この時期になるともうそろそろ皮が硬くなりそうなミニトマトですが、
意外にもまだ甘くておいしい。
 
 
 
こちらはおもちゃかぼちゃ
 
かぼちゃもじつは夏野菜。しかし、残念ながら食べられない、飾り用のかぼちゃです。
 
ハロウィンにはぴったりですね。
 
この4枚を見ると、夏のようですがもうそろそろ終わり。
 
来週ぐらいには、撤収となりそうです。
 
 
そして、冬野菜へ、植え付けた冬野菜は今成長の時、少しずつ大きくなっています。
 
キャベツです。
 
アオムシ取りに追われております。
 
そんな中、見慣れない野菜が・・・
 
大きな葉っぱはヤーコン、手前の細長い葉っぱは空芯菜(くうしんさい)です。
 
どちらもこの野菜の少ない時期に収穫できる助っ人野菜、助かります。
 
ちなみに、ヤーコンはこんな花が咲きますよ。
 
菊の花みたいです。キクのなかまです。
 
畑は、夏から秋へ。
 
今まであれほど元気に育っていた夏野菜も雑草も少なくなってくると、畑は、急に静かに落ち着いた感じになります。
 
四季がある日本特有の風景とも言えます。
 
もう少し寒くなれば、冬の風景をご紹介したいと思います。お楽しみに!
 
10月19日水曜日 コープセミナー実習日にて
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年10月12日水曜日

「小麦を作って、ピザ作り!」をします。

ようやく台風の心配が少ない時期になってきました。
 
体育の日を過ぎ、気温も一気に下がって秋に突入。
 
甲山農地の稲刈りもいよいよ終盤です。
 
よく実ってくれました
 
天日で干します
 
稲刈りが終わるとホッと一息、と行きたいところですが・・・、甲山農地では、二毛作をしているためこれからは、麦の準備の時期です。
 
皆さん、麦畑を見たことはありますか?
 
今、小麦を中心にそのほとんどは輸入に頼っています。
 
小麦粉で作ったものは、たくさんありますが、そのもととなる小麦は、みなさんの日常からは遠ざかってしまいました。
 
そこでせっかく小麦をつくっているならと、
 
自分たちで、小麦を作って、小麦粉にして、ピザを作って、食べて・・・
 
そんなイベントを企画しました。
 
 
 
詳しい話は、さておき皆様ぜひとも奮ってお申込みください。

10月12日(水) 農とくらしをつなぐサポーター養成講座 実習日にて
 
 

2016年10月2日日曜日

二十四節気 【秋分(しゅうぶん)】


秋分(しゅうぶん)


秋分とは、昼夜の長さが同じになる日のことです。
春分(しゅんぶん)も同じです。
 
これから日が過ぎるにつれて次第に昼の長さが短くなり、
夜の時間が長くなっていきます。
 
夏はまだ明るかった時間にもう日が落ちている。
半そでだと朝夕が肌寒く感じてしまう。
 
普段の生活で秋の気配を感じることができるかもしれません。

(すすきの写真)


 9月には中秋の名月を見ることができます。
 甲山ではススキが穂を並んで揺らす様子がちらほらと見ることができます。
 
 ススキは秋の七草のひとつに数えられており、
 ススキを見ると秋になったなあと思います。
 
 お彼岸には彼岸花も咲いて、畑に彩りがでてきます。田んぼは水を抜いて稲刈りの準備をしています。田んぼの稲は金色の穂を実らせ、頭を垂らすまでに大きくなりました。

 (稲の写真)


 秋になると畑の風景が大きく変わります。
 夏野菜であるキュウリやピーマン、トマトを撤収して、
 新しく冬野菜を植えていきます。
 
 撤収をするため、今まであった野菜がなくなり畑が広く感じます。
 甲山農業塾に来ているセミナー生の方は来た時にたいていそのことに驚かれます。

 (ヒガンバナとコスモスの写真)
 
 


 秋らしい空気に変わり、まだ昼間は暑いですが、
 徐々に過ごしやすい一日となりつつあります。
 
 最近は雨がよく降り、外に出る機会が減っていることかと思います。
 そんなときは虫の音を聞きに甲山へと足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
10月2日(日曜日) 甲山農業塾 家族日曜日コースにて

2016年9月17日土曜日

今日は、つちの子コースさんでした。

未就学児家族を中心とした甲山農業塾「つちの子コース」。
今日は、土曜日コースさんの第5回目の日でした。

小さなおともだちですが、しっかり参加してくれていますよ。

今日は、白菜についているムシを取りますよ~!

「ふむふむ、こいつが白菜を食べてしまうのか・・・。」

 ダイコンの種もまきますよ~!

「ふむふむ、ダイコンの種は、こんな形をしているのだな。」

「おとうさん、こうやってまくんだよ~!」
「そうか、そうか。」

今日のおみやげは、ナスにナスにナス・・・。それとサツマイモ少々・・・。

ナス好きにはたまりません。
ナスが苦手な子どもたちの横で、
「ボク、最近、ナスがおいしいって思えるんですよね・・・。」
スタッフの耳元で、ボソッとつぶやくおとうさん。
大人になった証拠ですよ・・・?
いやいや、農地の安全で新鮮な野菜だからですよ!

さて、次回は10月。
いよいよ、稲刈りです!


夏も終わって、子どもも稲もバッタも大きく成長しています・・・。



【追伸】
 
今日もこどもたちはたくさんの生き物を捕まえて、観察していました。
 
なかには、捕まえたカエルが愛おしくて、連れて帰りたいというこどもも。
 
飼えなくても家の下のくさむらまで連れて帰りたい、そう主張しています。
 
でも、おかあさん「カエルは、違う場所に行っても幸せかなぁ・・・。」と伝える。
 
なかなか納得できないこども、でも、おかあさんは頑張ってカエルを農地にかえしたのでした。
 
その子は、悲しみにくれていました。その後、どんな話になったのかはわかりません。
 
 
でも、きっとカエルは喜んで感謝していると思います。
 
そして、また君のところに会いに来てくれると思います。
 
ちょっと先のことになるかもしれないけれど・・・。
 
ちょっと成長した君の前に・・・きっと。
 
 
生き物を愛おしく思う気持ち、生き物を大切にする気持ちが、そこにあることを本当にうれしく思います。
 
年間10回の活動も次回からいよいよ後半に入ります。
 
これからもより良い活動になるよう努めてまいります。
 
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
9月17日(土曜日) 甲山農業塾つちの子土曜日コース  スタッフ一同

2016年9月9日金曜日

【農事歴】 二百十日(にひゃくとおか)、二百二十日(にひゃくはつか)  

8月末から9月初旬にかけては、例年にない台風の動きにより、大荒れの日本列島となりました。
 
今年は、東北に台風が上陸したり、北海道がいくつもの台風による悪天候に見舞われたり・・・。

東北、北海道と言えば、農業の大生産地域として日本国内の食糧供給を担う地域。

そこが今被害を受け、野菜の高騰や不足分を輸入品で補うなどの情報も出始めました。

今年は特にひどいなぁとも思うのですが、この時期に限って言うと、昔からお天気が荒れる時期のようで、それが、二百十日と二百二十日と言われているものです。

立春から数えて、二百十日目と二百二十日目を指します。

昔から台風や大雨が多く、農業の世界では三大厄日に数えられているそうです。

今年は、8月31日が二百十日、9月10日が二百二十日になります。

昔はそうして注意を呼びかけ、災害に備えていたようです。

今と昔、天候が変わっている部分も多くあると思いますが、こうして過去の教訓にも耳を傾け備えることも大切なことだと感じました。

甲山農地では、約2ヶ月にわたって行ってきた水やり当番が今日最終日を迎えました。

暑い、熱い夏でしたが、たくさんの方々が当番に来て下ったおかげで、夏野菜も順調に育ちました。

皆様、本当にありがとうございました。

そして、これからは徐々に秋、冬に向かっての準備、農地も衣替えです。

肥料をまいています



畝を立てています
 
冬野菜を植えました
 
 
まだまだ台風シーズンが続きます。

もうすぐ収穫


まずは、お米が無事収穫できるますように。

9月9日(金) 水やり当番最終日にて
 
 





2016年8月21日日曜日

二十四節気 【立秋(りっしゅう)】


立秋(りっしゅう)

 

 秋が立つと書いて立秋ですが、最近は気温を見るたびにどうもまだしばらく夏は終わらなさそうだと思ってしまいます。

それでもところどころ秋の気配はしているようで、秋の七草のひとつ葛(くず)を神呪寺の農地で見る事ができました。
 
 

葛は手に取ってみると分かるのですが、紫色でほのかにグレープジュースの香りがします。

秋の七草とは、女郎花(おみなえし)、薄(すすき)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ)の七種類の花のことをいいます。

鷲林寺の農地ではピンクと白のナデシコを見る事ができます。
 
 

この花々が咲くと秋が近づいている気がします。

ちなみにこれは覚え方がありまして、それぞれの頭文字をとって「おすきなふくは」と並べることができます。
 
おみなえし、すすき、ききょう、なでしこ、ふじばかま、くず、はぎ
 
 簡単ですね。

田んぼの稲に穂が実り始めました。お隣の田んぼでは稲に花が咲いていました。

 

実ったお米は禾(のぎ)という穂先の毛が生え、大きくなるにつれてこうべを垂れるように穂が下を向きます。

鷲林寺の農地では高台から田んぼを見る事ができるのですが、青空の下で穂先を垂らし風にゆれるお米の景色は非常にきれいです。
 
実りの秋が待ち遠しい、今日この頃です。
 
8月21日(日曜日) 家族日曜日コースにて